髪の自然乾燥はいいのか?悪いのか?

シャンプーをした後、ドライヤーを使わずに乾かすことを「自然乾燥と言います。

「面倒くさいから」といった理由から、自然乾燥をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は自然乾燥とドライヤーで乾かす事のメリット・デメリットと傷みにくい髪の乾かし方をご紹介させて頂きます!

自然乾燥でのメリット

ドライヤーをする手間がかからないので、自由な時間が過ごせるというメリットがあります。

特に、長い髪をドライヤーで乾かそうとすると、時間がとてもかかってしまうので随分と助かりますね。

小さいお子さんがいらっしゃる方にとってはドライヤーをかける時間も惜しいものですよね。

ドライヤーの熱のあて過ぎは、髪のパサつきにつながります。一方、自然乾燥だと髪を乾燥させ過ぎる心配はありません。

また、ドライヤーの熱は、せっかくのパーマやカラーが取れやすくなる原因となります。

自然乾燥ではその心配がありません。

さらに、ドライヤーは意外と電力を使うのに対し、自然乾燥は電気代がかからないという経済的な利点もあります。

自然乾燥でのデメリット

【 菌が繁殖しやすく匂いの原因になる 】

髪には常在菌が潜んでいるため、濡れている状態が続くと雑菌が繁殖してしまい、においやかゆみの元になります。

さらに、髪を濡らしたまま寝てしまうと枕と髪が接触している部分は湿度が高まるため、より菌が繁殖しやすくなってしまいます。

【 髪が傷みやすくなる 】

また、濡れた髪は、キューティクルが開いたままになっています。「キューティクル」とは、髪の表面を覆っている魚のうろこ状の組織を指します。

開いた状態のキューティクルは、はがれ落ちやすく、またブラッシングなどで簡単に傷つきます。

そのため、例えば半乾きの状態でブラッシングや、そのまま寝て枕に頭をあててしまうと、摩擦によりキューティクルが剥がれて傷ついてしまうことがあります。
(パサつきや枝毛の原因にもなります)

また、高価なシャンプーやトリートメントをお使いの方は、特に意識して欲しいポイントがあります。

キューティクルが開いている状態は、せっかく髪の中に入れた髪の毛を補修するための栄養分が外に出ていってしまうことに他なりません。

シャンプーやトリートメントは意識しているけど、髪の毛は自然乾燥させているという状況は、お金の面でも髪の毛の状態の面でも勿体ないです。

ツヤのあるキレイな髪は、このキューティクルもキレイで傷んでいません。

「髪が濡れている時間」=「キューティクルが開いている時間」ですので、ドライヤーに比べ自然乾燥だと、キューティクルが傷む危険に長時間さらされる結果となります。

【 寝癖がつきやすくなる 】

髪には、タンパク質の「水素結合」というものがあり、乾いた時に結合されて髪の形が決まります。

したがって、中途半端に濡れた状態で寝てしまうと、朝起きた時に変な寝癖がついてしまうというわけです。

【 薄毛の原因を誘発してしまう 】

髪が濡れたままだと、頭は冷えてしまい頭皮の血行が悪くなります。

発毛には、頭皮の血行が重要です。したがって、血行が悪くなると薄毛の原因になる可能性があります。

【 フケ発生の原因になってしまう 】

冒頭でも書いている通り、髪の毛や頭皮が湿った状態が続くことで、頭皮の雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

すると、頭皮のターンオーバーのリズムが大きく崩れてしまい、フケがでやすくなってしまうというわけです。

フケが発生してしまう原因の全てが自然乾燥させているから、というわけではありませんが、現在フケの発生で悩まれている方であれば、自然乾燥させるのはやめた方がいいでしょう。

ドライヤーで髪を乾かすデメリット

では、ドライヤーを使って髪を乾かすことにはどんなデメリットがあるのか?

ドライヤーのデメリットとしてまず頭に浮かぶのは、「めんどくさい」ということですよね。

また、髪は熱に弱いという性質があり、髪を傷めてしまうかもしれないというデメリットもあります。

特に髪の長い方は、長時間ドライヤーをあてすぎる事により、髪の水分が必要以上に奪われ、パサパサになってしまう可能性もあります。

髪が短い方であっても、頭皮にあてすぎると、髪ではなく頭皮の乾燥に繋がり、結果的に髪のトラブルをまねく可能性があります。

ドライヤーで髪を乾かすメリット


髪は熱に弱いからドライヤーを使いたくない、という自然乾燥派の方も多いと思います。

確かに髪が熱に弱いのは事実です。そのためドライヤーで乾燥する時はドライヤーを近づけすぎないように、出来るだけドライヤーを動かし続けるように、という点に気を付けて使うべきです。

逆にいえば、それさえ守ればドライヤーの熱による心配はほとんどありません。髪の扱いのプロであるヘアデザイナーはほぼ100%、ドライヤーを仕事で用います。

髪は濡れている状態だとなにかと髪を傷める要因が増えるため、出来ることなら洗髪後は速やかにドライヤーで乾かすべきです。

【 キューティクルを正常な状態に戻せる 】

髪の毛が濡れている時は、表面のキューティクルが開いていて傷みやすい状態です。

開いた状態のままでいると、髪の内部の栄養が出てしまいキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。

早めにドライヤーでしっかり乾かすことで、キューティクルを正常な状態に戻すことができます。

【 寝癖がつきにくい 】

朝起きたらへんな寝癖がついていて困ることもありますね。それは、夜しっかり髪を乾かしていない証拠です。

髪は、髪が乾く際に水素結合が起こる事で、形が決まります。

そのため、しっかり夜に乾かしておけば翌朝の寝癖の心配もしなくてすみます。

【 地肌が健康に 】

頭皮(地肌)をきちんと乾かすことによって、頭皮トラブルや臭いの原因を作る雑菌の繁殖を防ぐことができます。しっかり根元から乾かして、地肌と髪の健康を保ちましょう。

普段完全に髪を乾かしていないという方は、このように髪や頭皮のトラブルが起こる前に、しっかり乾かして健康な髪を保つようにしてください!

《 まとめ 》

ここまで自然乾燥のいいところ、悪いところをお伝えしてきましたが、

圧倒的にデメリットのほうが多く、ドライヤーを使ってのデメリットは工夫すれば解消できなくもないので

やはり、お風呂などから上がって、なるべく早い段階で乾かしてあげる方が圧倒的におすすめです!

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